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【体験談】歯列矯正は修羅の道
専門学生から就職をする時期に歯列矯正を行ったのでその体験を語ることが多かったのでここでも記載させていただきます.
歯並びの悪さは機会損失
自分の元々の歯並びは格好悪くて前歯は比較的まともではあったのですが,奥歯に関しては年齢が若く顎が小さいときに生え変わったので奥歯は内側に倒れております.
咬み合わせが悪いことで食事には時間がかかるし,虫歯,歯肉炎のリスクは上昇します.口腔状態は全身の健康状態に直結します.
また人に与える印象もよくなるならと思い決断に至りました.
金額は100万,期間は3年
歯列矯正には医療費控除適用外です.後述する外科手術には適用されますが金額は高いです.期間も大人になると顎骨が固いので期間は長くなりがちです.
歯列矯正の種類
歯列矯正はマウスピースと金属のワイヤー(以後ブラケット)という装置を使うので分けられます.
マウスピースは取り外しが可能なので生活は比較的楽に過ごせますが,金属ワイヤーの方が矯正力が強いので効果は早く表れます.
また抜歯をして歯の本数を減らす(6歳久歯の前の歯)のが一般的です.私は4本抜歯し現在の歯数は24本です.
下顎骨を切断し上顎と下顎の前後方向の嚙み合わせを調整するため外科手術を経ることもあります.
自分はブラケット,抜歯,骨切を行ったのでかなりガチな部類
食事,運動,会話に制限
歯が当然痛いので食事は全然摂れないです.基本的には豆腐とカロリーメイト,うどんで栄養を確保しました.
格闘技も当然禁止されます.今ではだいぶ体も戻りましたが体重も10㎏は落ちました.
舌の動きも装置で障害されるので滑舌は悪くなりました.臨床にあったって患者様が難聴だと会話はつらかった覚えがあります.
歯並びはよくなったけども
終わってみれば満足度は高いです.歯並びがよくなっても歯に肉は挟まるし,食事の速度も嚥下機能に依存している為かあまり変わらなかったですが,人前で笑えるようになれました.